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新学習指導要領で感じた変更点①

  • 執筆者の写真: 自分塾 室長 北岸
    自分塾 室長 北岸
  • 2021年5月22日
  • 読了時間: 2分

公立の中学校では1学期の中間テストが終わり、今は高校生や私立の中学生が中間テストの対策に励んでいるところです。


中学校では新課程に入り、教科書や評価の観点も変わったことで様々な変化が起こっています。今回は自分が気付いた変更点などを数回に分けてシェアしたいと思います。


変更点① 英語 4技能から4技能5領域


「読む」「書く」「聞く」「話す」を英語の4技能として総合的な英語力を身に付けるという英語教育の変化は目まぐるしいものがあります。大学入試ではリスニングが必要な場面も増え、検定試験でも英作文を要求するものが増え、高校入試においてもスピーキングを入試に導入する動きが増えてきています。今回の新学習指導要領ではさらにもう一歩踏み込んだ変更が行われています。


話す」という技能が「話すこと(やりとり)」「話すこと(発表する)」の二つに分かれています。


即興的に話すやりとりと、プレゼンテーションなどの準備して発表する二つの領域を区別して、双方が重要であることを強調しています。


授業でも従来飛ばされがちであった発表のコーナーを、今年度からは時間をかけて取り組んでいる様子が見受けられます。スピーチにおいても区切る箇所や強く読む箇所、感情をこめるポイントなどの指導が行われているようです。こういった指導を受けたことがない世代の自分も、教科書や授業が改善されている様子を見て、塾での指導内容も改善する必要を感じています。




 
 
 

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