今年度の受験生から、入試においてスピーキングテストが実施されるのは多くの方がご存知だと思われます。
とはいえ、今年度から始めて導入される制度のため、改めて説明をしておきたいと思います。
①都立高校入試における総合得点に加算される
②テスト内容はGTECと似ている
③練習教材は公式サイトやGTECの教材を使用しよう
①
ESAT-Jの点数は、都立入試の判定に使われます。
従来は
一般入試(筆記試験)700点 + 調査書 300点 =合計 1000点
今回からは
一般入試 700点 +調査書 300点 + ESAT-J 20点 = 合計1020点
ということで20点分がスピーキングテストによって影響を受ける形になります。
1点刻みで合否が分かれる入試においては馬鹿にできないものかと思われます。
②
このテストを東京都から受注しているのがベネッセであるため、ベネッセ主催のGTECと極めて酷似したテスト内容となっています。これについては批判があるものの、決まってしまった以上、受験生はそれを踏まえた上で対策に臨むしかありません。
教材が少ない中、参考にするのであれば、GTEC-COREやBASICのスピーキング部門がベストでしょう。英検とは少し違う形のスピーキングであることからもある程度の対策は必要でしょう。
③練習教材としてはそれ以外にも東京都の方から素材が提供されていますので、
こちらを是非活用してみてください。
1特設ページ】中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)
↑のサイトは必要な情報がすべてまとまっています。サンプル問題もすべて掲載されています。
2TOKYO ENGLISH CHANNEL 話すことトレーニング
類題が数多くあり、音声、模範解答なども充実しています。
3 TOKYO ENGLISH CHANNEL https://www.tec.metro.tokyo.lg.jp/materials/jh_model/
これらは、テーマごとに使える便利な表現集がのせてあるためインプットに優れた教材です。
4 TOKYO GLOBAL STUDIO
こちらは入試の形態とは少し離れますが、英文を読み上げる際の区切り方やアクセント
リダクションなどが参考になるかと思います。
自分塾では都立スピーキングテストや英検の2次面接などの対策も行っています。
11月26日の土曜日には試験前日の無料対策授業を行いますので、是非ご参加ください。
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