7/6、英検公式サイトより、
2024年度第1回の検定より問題形式の一部リニューアルを予定していることが発表されました。
リニューアルの詳しい内容は公式サイトよりご覧ください。
変更の主な部分は「英作文」で出題を1題から2題に増加
1級から2級は「英文要約問題」が追加
準2級から3級は「Eメール問題」が追加
今回は変更による影響を考えたいと思います。
現状、英語検定は非常に取りやすい状況にあります。
原因としては、Writing の配点が大きく、対策がしやすいことが挙げられます。
塾や学校で対策を行った受験生はかなりの点数を取っていて、実際に平均点を見ても、Writing分野だけとびぬけて平均点が高いことがうかがえます。
(直近の2023第1回の準2級の1例を見ると、
平均正答率はReading:58%程度、Listening:58%程度、Writing:69%程度
2級の受検者平均正答率を見ても、R:47%、L:50%、W:63%などWが10%以上点数が高くなっています。)
つまり、現状は英作文をしっかりと対策して、配点の大きい単語熟語問題をとることで文法などの力があまりなくとも合格することができる状態にあるといえます。
今回はその難易度調整を行うリニューアルだと思いますので、受検者にとっては難化すると言えるでしょう。今年度に受けられる生徒は今年度中に受けてしまうのがよいかもしれません。
スケジュール的に2024年に受ける場合は、変更に十分備えて受検するようにしましょう。
変更初年度は対策の有無で大きな差が出るはずなので、学校の先生や塾の先生の添削やアドバイスを求めることをオススメします。
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